日本経済の中心であり、ファッションの中心でもある東京。
ビジネス街では多くのスーツ姿の方が行き交っています。日本・東京だけではなく
ニューヨーク・パリ・ロンドンなど世界各地でスーツスタイルは存在します。
当たり前になっているスーツですが、いったい何時どこで生まれたのでしょうか?
スーツはビジネスシーンを初め結婚式や成人式、など人生の節目では必ず利用し目にするものですよね。
今回は身近な存在のスーツの起源とその魅力をご紹介させていただきます。
16世紀頃の英国で生まれる
スーツの歴史は古く、16世紀頃の英国であるという説が最も有力です。
原型は農民が作業着に使っていたフロックコートに似た作りだったと言われており、そこから貴族や軍人などに広まり動きやすいデザインに変わって行きました。
そんな背景から生まれたスーツですが貴族や軍人が着るものでした。
現代のスーツには袖口にボタンが3つか4つ付いていますよね。これは北部の警備にあたっていた軍人が袖で鼻水を拭っておりそれが乾いて『見窄らしく不衛生』だと袖にボタンを取り付けさせ、鼻水を拭いにくくさせたのが始まりです。
こういった理由が始まりで袖にボタンがつきましたが今では飾りとして残っています。
英国製生地の特徴
スーツの発祥でもあるイギリスではスーツ生地の産地としても有名で世界中から信頼を得ています。
では英国製生地の特徴とはどんなものでしょうか?
元々は農民の作業着に似た作りから始まった背景もあり、
イギリス生地はしっかりとした生地感と耐久性、シワになりにくいことが特徴として挙げられます。
クラシカルな色や柄が多く、手触りはイタリア生地に比べ固さがあり、やや重い印象です。しかしその分男性らしい力強い印象になります。
伝統的なスーツスタイルを楽しむにはイギリス生地が良いでしょう。
おすすめ英国生地ブランド
DAVID LAYERでは多数の生地を取り扱いしております。
今回はおすすめ英国生地ブランドを一部ご紹介させていただきます。
DARROW DALE-ダロウデイル-
DARROW DALEは1819年にイギリスのヨークシャー州で創業された名門服地メーカーです。
伝統的なデザインと色彩豊かで上質な天然繊維を使用した柔らかな手触りが特徴です。イギリス独特のしっかりとした打ち込みとしなやかな質感は世界中から信頼を集めています。
JOHN FOSTER-ジョンフォスター-
イギリス・ウェストヨークシャー州で1819年に産まれたジョンフォスター。
イタリア生地よりはコシがあり、バリバリのイギリス生地よりは柔らかくしなやかな生地です。
イタリア生地とイギリス生地の両方の良さを味わえます。耐久性とコストパフォーマンスに優れビジネススーツにおすすめです。
BATEMAN OGDEN-ベイトマン・オグデン-
1881年にヨークシャー州ブラッドフォードで創業され以来、世界中で認められる服地メーカーとなりました。
他の英国生地ブランドにはないコレクションの幅広さが特徴です。スーツコレクションは11種ありベーシックなデザインから英国を感じる厚みある生地やカシミヤ混のラグジュアリーまでご用意ございます。
HOLLAND&SHERRY-ホーランド&シェリー-
1836年ロンドン・ボンドストリートで設立され、イギリス王室を始めイギリス老舗高級テーラー、パリのオートクチュールハウスなど幅広く供給されています。
シワになりにくく通気性に優れドライな質感で蒸れにくい高品質な生地は英国No.1と言われる程です。綺麗な発色と美しい艶は最上のスーツへとなるでしょう。
DORMEUIL-ドーメル-
イギリス生まれの生地とフランスのスーツ文化が融合したドーメル。
フランス発のハイブランドにも生地を卸しており世界中から高い信頼を得ています。イングランドウールを使用し高級感あふれる光沢はスーツ地として最高峰と言えるでしょう。ストレッチ性と柔らかさ、光沢を兼ね備えた魅力あるドーメルを1着は持ちたいとファンが多く世界中から愛されています。
オーダースーツならDAVID LAYERにお任せください
いかがでしたでしょうか?当店では今回ご紹介いたしました英国生地以外にイタリア生地や国産生地、併せて10,000種類以上ございます。
さらに選んでいただける裏地・ボタン合わせて2,000種類以上。
『こんな色はありますか?』『こんなスーツが着たい』などお気軽にお申し付けください。ピッタリなものをお探しさせていただきます。
『初めてでどんなのが良いかわからない・・・』そんな方もご安心くださいませ。
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お問い合わせ・ご予約お待ちしております。