ベストと聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?
着てみたいけど、着こなしが難しい…。いつ着たらいいのかわからない。などお悩みの方も多いのではないでしょうか?
結婚式などのフォーマルな場所だけのものと勘違いされている方もいらっしゃいます。
ベストはビジネスの場でも使用されているんですよ!
また、ベストの柄などで個性を出したり、コーディネートのポイントとしても大切な小物のひとつです。
ベストは一枚持っているだけでも大活躍になること間違いなしです!
今回はベストの着こなし方について・どの年代の方も楽しめる魅力についてご説明していきます!
ベストとは?
ベストは別名『ジレ』とも呼ばれています。男性のスーツや礼服における一部で、通常はジャケットとズボンと一緒に着用されます。
スーツベストは、胸部から腹部にかけての部分を覆うベスト状の衣服です。昔は、ベストといっても袖付きの中衣で、上着のボタンを閉めずに前開けでベストを見せる着こなしが一般的でした。
その後、上着の袖がタイトになり、それに伴いベストの袖がなくなっていきました。
これがベストの発祥とされています。
ベストの魅力
ベストは結婚式をはじめとしたフォーマルな場所や、ジャケットを脱ぐ機会の多いサラリーマンがコーディネートのひとつとして着用することが多いようです。
また、秋冬になると防寒の意味も込めてベストを着る方も増えてきます。
ジャケット+パンツ+ベストの組み合わせをスリーピーススーツと呼びます。
大型スーツ量販店でもスリーピーススーツとして販売されているものもあります。
- 紳士的でたくましく見える
ベストを着ることによって、ジャケットの前ボタンの位置から首元までのVゾーンに奥行きができ、スーツの上品さとお洒落さを演出してくれます。
そのため、身体が立体的に見え紳士的でたくましい印象を与えることができます。
また、夏はシャツ1枚が一般的ですが、ベストを着用することによりワンランク上の着こなしが楽しめます。
- 温度調節ができる
季節の変わり目や、屋外・室内での気温差が激しい場合もベストがあることにより、温度調節が可能になります。外回りの多い営業の方や、屋外と室内を行き来する結婚式などには最適です。
- ジャケットを脱いでも問題なし
洋装の歴史を遡ると、シャツは下着の扱いでした。そのため人前でシャツを晒してしまうのは失礼であり、前ボタンは常に閉じておく事が求められました。
まして上着を脱いでシャツだけというのは考えられません。
フォーマルな席では、前ボタンを留める事がマナーになっていますが、ベストを着用している事で前ボタンを空けていても失礼になりません。
ワイシャツ1枚の姿でいるよりもベストが一枚加わるだけで、だらしない印象が回避できるのはベストの魅力でしょう。
ベストの着こなし方
ただベストを着るだけでは、野暮ったく見えてしまったり印象が大きく変わる可能性もあります。
- 自分に合ったサイズを選ぶ
まず、ベストの丈に気をつけましょう。ベストを着用した際にベストとズボンの間から下に着ているシャツが見えてしまうのはNGです。
逆にベストが長すぎると、ジャケットとの丈感に違和感が出て足が短く見えてしまいます。
また、胴回りのサイズが合っていないとシワになってしまったり、だぼついたりするため注意が必要です。
必ず試着をして、自分に合ったサイズのベストを着用しましょう。
- ベストの一番下のボタンは外す
ベストの一番下のボタンは外すのが正しい着方とされています。
スーツのジャケットの一番下のボタンを外すのと同じボタンマナーだと言えます。
カジュアルなベストの着こなしをするときも、一番下のボタンは外した方がおしゃれに見えるでしょう。
また、ベスト着用時は、ジャケットのボタンは全て開けていて問題ありません。
- ベストの色
最初からスリーピースで揃えるのならベストはジャケットやパンツと同色になります。
しかしベスト単体で購入するときは好きな色を選ぶことができます。
とはいえ、いろいろなジャケットやパンツと合わせやすいのはネイビーやグレーなどのシンプルな色です。
まずはそれらの色のベストを選び、2着目を考えるときはブルー系や赤系など少し違った色にも挑戦してみると良いでしょう。
着こなしの中で覚えたおきたいマナー
ベストを合わせるときには、いくつかのマナーを押さえておく必要があります。 どの様なマナーがあるのでしょうか?
- 着用シーン
結婚式やパーティ、ビジネスのシーンで着用されることの多いベストですが、反対に『偉そうに見える』『威厳があるように見える』といった印象を持たれがちです。
そのため、初めて会う取引先や、自分より年上の人が想定される場合などにおいては、ベストの着用は避けた方が無難です。就職活動中の着用も基本的にNGとされていますので、注意しておきましょう。
また、お葬式に出席する場合の服装は基本的に礼服になります。
ご自身が喪主であればいいのですが、参列者の場合は、喪主よりも格が上になってしまう可能性があるため考慮しましょう。
- シャツの襟先
ベストを合わせるときに重要なのが、シャツの襟先をベストの中に入れるということです。
中に入れることで全体のシルエットがまとまり、スッキリとした印象になります。
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