コラム

COLUMN

東京の暑い季節のスーツの選び方は?

「東京の夏は暑い」
そう感じている方がほとんどではないでしょうか。外で立っているだけで、どんどん汗が流れる東京の夏。年々暑さが厳しくなっているというお声もよく聞かれますし、スーツを着用するビジネスマンにとっては、非常に辛い季節ですよね。
しかし、天気予報で報じられる最高気温や最低気温を見ると、決して一番高いわけではありません。それなのに、東京はどうしてこんなにも暑く感じるのでしょうか。

天気予報で気温を確認したはずなのに、思っている以上に暑いという経験はありませんか?これは、天気予報で報じられる気温はあくまでも「空気」の温度であって、私たちの感じる「体感温度」ではないために起こるズレなのです。体感温度はその場所の環境によって大きく左右されるものではありますが、全体的に見て、体感温度においては東京は全国有数の厳しい暑さになるエリアなのです。東京はほとんどがアスファルトで舗装された道路と、高層ビル街に囲まれており、クールスポットとなる水と緑が限定的な場所にしかありません。そのため、熱を吸収しやすいアスファルトやコンクリートからの放射熱が原因の一つと考えられています。
では、そんな東京でこの暑さを乗り切るためには、どういったスーツを選べばいいのでしょうか。

Contents

季節に合わせたスーツを用意して、デキる男感を!

スーツ以外の服を選ぶ時、季節感を考えて服を選びますよね。もちろんスーツにも季節感があります。
冬用のスーツを夏に着用したり、夏用のスーツを冬に着用してはいけないと決まっているわけではないのですが、わかる人には「夏なのに冬用スーツを着ているんだな」と確実にバレてしまいます。
先のコラムでもご案内した通り、ビジネスの場において、信頼を勝ち得るためには見た目は重要です。この人は衣替えをしていないんだな、自己管理ができていないんだな、だらしがないな…といった印象を与えてしまわない様、季節に合わせたスーツを用意してデキる男感を演出しましょう!

夏用スーツと冬用スーツの違い

季節に合わせてスーツを仕立てるので、大きな違いとして「生地」「仕立て」「機能性」が挙げられます。
ならオールシーズンスーツを用意すればいいのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、オールシーズンスーツはこの全て真ん中のバランスをとったスーツです。季節を選ばず着用できますが、季節感はなくなってしまいます。そのため、季節に合わせてスーツを用意した方がより良い印象を与えられるのです。

夏用はモヘア・麻・綿などの薄く通気性に優れた軽い生地、冬用はカシミア・ウールなどの厚めで保温性に優れた重い生地が選ばれています。

冬用のジャケットは、全面に裏地が縫い付けられた「総裏仕立て」のものもありますが、夏用のジャケットではその裏地を減らす・なくすことで、軽さ・通気性を向上させます。

季節に合わせて快適に着用できる様、夏用スーツには通気性や遮熱性・速乾性が、冬用スーツには外気を遮断する防寒着としての機能が求められます。

夏用オーダースーツで、快適な夏を過ごす

暑いとついついジャケットを脱いでしまいがちですが、装う要素が少なくなればなるほど、どうしてもおしゃれ感の低下につながってしまいます。そこで、夏用のオーダースーツを仕立てて、おしゃれ感を維持したまま、より涼しく過ごせるようにしましょう!

生地にこだわる

夏用スーツは、軽くて通気性の良いのはもちろん、触り心地も踏まえながら生地を選ぶのがオススメです。
見た目がさらっとしていて肌にべたつかない、‟しゃり味“のある涼しげで薄く・軽い生地が人気があります。

裏地にこだわる

東京の夏は、高温多湿で厳しいものですよね。そこで、熱気が篭りにくい仕立てがよく選ばれています。

背中から裾にかけて裏地をつけない、熱気が篭りにくい仕立てです。肩パッドや肩の裏地はついているので、シルエットを綺麗に保ちつつも、軽く羽織ることができます。よく脱ぎ着する方にオススメです。

肩パッド・肩の裏地も全て取り除いたものが、アンコン仕立てです。背抜き以上に通気性が良くなり、軽く羽織ることができます。体の動きに合わせて生地がソフトに動くので、エレガントさを演出できます。

涼しげな見た目で、爽やかさを演出

ご自身の着用感も大切ですが、周りの人を魅せる見た目も大切です。例えば、ボタンを外すことでジャケットの袖口が開く「本切羽仕様」にすれば、スーツに高級感を与えつつも、一番外側のボタンを外して抜け感・涼しげな印象を与えることができます。また、スーツ自体の色や柄を涼しげな印象を与えやすいものにすることで、爽やかさを演出できます。
せっかく四季がある日本なのですから、季節に合わせておしゃれを楽しみたいですよね。東京の暑い夏は、清涼感と品格のあるスーツスタイルで、ご自身をワンランク上の男に演出してみてはいかがでしょうか。

夏のお手入れは、いつも以上に細やかに

夏場の暑い時期に悩まされるのが、「汗」ですよね。汗を吸ったスーツは汗臭いだけでなく、汗ジミ・汗汚れもできてしまい、スーツの消耗を早めてしまう可能性があります。いつものお手入れの前に、汗を吸い込みやすい背中や脇の部分を固く絞ったタオルで叩くように拭きとり、汗汚れを落としてあげてください。
いつでもカッコよく着こなせるよう、夏のお手入れはいつも以上に細やかに行う様にしましょう。

オーダースーツなら、DAVID LAYERにお任せください

DAVID LAYERでは、お客様の個性・良さを最大限に引き出してくれる、極上の一着をお作りいただけます。
お客様の体を隅々まで細やかに採寸し、体のクセや体型に似合うスーツを選りすぐりの素材の中からお仕立てします。
お選びいただけるスーツの生地は10,000種類以上、裏地やボタンは2,000種類以上。スーツの色を考慮して、どの様な付属パーツがいいか、雰囲気にあったものをご提案させていただきます。

このようなコーディネイトによりスーツのグレードがさらに引き上げられるので、必ずお気に入りのスーツをお作りいただけると思います。また、スーツだけでなく、シャツやシューズ・タイなどのオーダーも承っております。私たちは、オーダースーツを通して、お客様に最高の喜びをご提供いたします!まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。

Contact Us

どんなご要望でも叶えるオーダースーツ

ショールームへのご来店・ご要望やご質問などなんなりと、まずはお問い合わせください。

生地15,000種以上

裏地・ボタン2,000種以上

仕立ては安心の日本製

地球上どこでも出張販売可