オーダースーツとは スーツの種類について つりさげ A、AB、Bなど、あらかじめ決められたサイズ、デザインをお客様に選んでいただく形です。 パターンオーダー(セミオーダー) いくつかのパターンからお客様の体型や好みに合うパーツをセレクトし、ご提供する形です。 フルオーダー お客様の体をすみずみまで測定し、体のクセ、体型共に似合うスーツを作ります。ボタンや裏地はお客様の好みに合わせて選んでいただけます。 オーダースーツの定義 現在、日本における「オーダースーツ」はオーダーメイドやイージーオーダー、パターンメイド、カスタムオーダー等々、幾通りもの名称で呼ばれています。しかし、それらを定義付けて分類すると、各顧客に応じて一からパターンを起こす「フルオーダー(完全な注文服)」と あらかじめ決められたパターンから調整を行う「パートオーダー(部分的な注文服)」の2種類です。欧米ではこれらを、ビスポーク(フルオーダー)とメイド・トゥ・メジャー(パートオーダー)またはス・ミズーラ(パートオーダー)として呼び分けています。 「フルオーダー」はパーツを仮組みして調整を行う「仮縫い」という工程があります。こちらは職人によるフルハンドの仕立てが主となります。一方の「パートオーダー」はテーラーそれぞれのスタイルが反映するため、 その企画には大きな差異が生じます。サイズ調整ひとつ取ってみても、あるとこでは基本パターンに対して縦方向のみのサイズ調整を行います。「パート・オーダー」は基本的に「仮縫い」は行わずフィッターの採寸をもとに「直縫い」で仕上げていきます。